レバレッジとは?

FXの特徴の一つとして、自分の持っている所持金よりも大きな額での取引が可能であるという点があります。
普通、取引するためには証券会社の口座に入れているお金を使いますが、その中に入っているお金の範囲内で為替の取引を行うと思います。

レバレッジとは、直訳すると「てこの原理」をいいます。
これの意味は、「小さな力で大きなものを動かす」ということです。
つまり、FX業者に預けた証拠金(保証金)を担保として利用することで、
通常の数倍から数十倍の、あるいはそれ以上の金額で取引をすることができます。
これをレバレッジというシステムで、「レバレッジ効果」などと呼ばれています。

レバレッジの計算例(USドルを取引する場合)
所持金が100万円、レバレッジの設定が100倍、取引レートが1ドル=100円として10万ドルを購入するとします。
レバレッジを利用しないで普通に購入しようとすると、1,000万円が必要になります。
これでは、所持金が全然足りません。
そこでレバレッジを利用すると、取引可能額が10万円で済むことになります。
100万円を所持しているのですから、最大100万ドルもの取引をすることができます。
それで、もしレートが100円から105円の円安に向かった場合、50万円の儲けです。
そして反対に、100円から95円の円高に向かった場合、50万円の損です。

レバレッジ効果は、このような多額の取引を行って大きな利益を期待できる反面、
予想通りに相場が動かなかった場合に、損失も多額になってしまいます。

[レバレッジ効果=ハイリスク・ハイリターン]
であることも念頭に入れておかなければなりません。


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