取引業者は安心ですか?
もしも、自分が取引しているFX業者が倒産してしまったらどうなるでしょうか?
金融庁が実施したとされる「登録している全業者に対する緊急調査」では、
顧客と取引を受けた国内のFX業者が、国外のFX業者と行う「カバー取引」の際、
自社資産と顧客資産を同じ口座で管理していた業者が41%もあったそうです。
同一口座の資産管理は違法ではないようですが、金融庁では「区分管理の不徹底は業者が破綻した場合、投資者に損害が発生する可能性がある」と注意を呼びかけています。
自ら登録を認めた業者でさえ監督が行き届いていなかったことになりますね。
FX業者を選ぶ際には、自分の資産がどのように保全されるかを良くチェックした上で決めることが大切です。
これからFXを始められる方は、取引をする前にそのFX業者の資金管理方法や、システムの安定性などを事前に調べておきましょう。
FX業者を選ぶポイント
取引するFX業者は、信用できるFX業者かどうか?というのが非常に重要です。
投資スタイルにもよりますが、FX業者を選ぶ際に大事だと思われる項目を並べてみました。
FXを始めてみようと考えている方は参考にしてみてください。
チェック項目 | ポイント |
レバレッジ | FXでは、証拠金を元手に取引する事でより高額な外貨を取引することが出来ます。そのためには自分でレバレッジ設定を自由に変更できる業者を選択する方が良いでしょう。 |
スワップ金利 | スワップ金利はFX業者によっても取引時期によっても異なります。スワップ金利による利益を重視する、中・長期派の方は、スワップ金利が高いFX業者を選びましょう。 |
手数料 | FX取引の手数料は、電話取引では高くインターネットのオンライン取引では安くなります。オンライン取引の場合、手数料が無料というFX業者も増えたので、スプレッドと併せて検討しましょう。 |
取引通貨単位 | 取引通貨単位は1万通貨が一般的ですが、1,000通貨単位での取引可能なFX業者があります。投資資金が少ない方や、デモトレードからのステップアップで実践取引を試したい方などが利用するといいでしょう。 |
取扱通貨 | 米ドルやユーロとのペアは、ほとんどのFX業者が扱っている通貨です。高金利通貨の南アフリカランド・トルコリラなどは、扱っていないFX業者もあるので希望する通貨ペアが取引可能かどうかチェックしておきましょう。 |